Barney's blog

アラサーのナンパや恋愛のブログ

天使の存在を言葉でなく心で理解できた

天使物件、という言葉がある。

 

誰が使い始めたのか、どのような定義なのかは正確にはわかっていないが、私個人としては以下のように理解している。

 

・新年度の初め(3月末から5月初旬)に現れる、

・地方か郊外の出身者で都会に不慣れであり、

・優れた容姿を持ちながらも、男性からのアプローチをあまり受けた経験がないため、

・「スれる」ことがなく、内面が素直で美しい女性

・ただし一定の期間が経過すると彼女達は都会に「慣れて」しまい、他の都会の女性と変わらなくなる

 

ストリートナンパに取り組み始めてから、初めて本格的に迎える春だった。

 

天使を求めてストリートに出てはいたものの、特に結果が出るわけではなかった。

女の子の反応も秋や冬と大きくは変わらない気がしてきた。

暖かいので、環境としては楽だし、自分の気持ちは楽しくなってはいたが、普段通りの結果しか出せていなかった。

 

 

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4月の某日、前日もフルで出ていたが負けていたため、かなりストイックに取り組んでいた。声かけ数は50を超えて、連れ出しやLINEゲも出来るが決定打にかける状況が続いていた。

 

やり方がおかしいのか?本当にこの場所で続けてよいのか?

 

結果が現れない時は自分のやり方に自信を無くす。ただ、どう改善すれば結果が劇的に変わるのかはわからない。いつもの基本を意識するだけだ。

 

自分の存在が認識されるようアプローチして、背筋を伸ばして、明るく、笑顔で、話かける。話かけた理由を伝える。褒めるものやいじるものを探し、会話を広げられるようにする。

 

ちょうどゾーンで女の子を見つける。オーバーサイズのGジャン、スキニーなパンツ。カラコンの入ったぱっちりした目。

少しギャルっぽい印象を受けた。自分は好きだが刺さらないタイプだと思った。

 

悩んでも仕方がない。即座に声をかける。

 

持ち物をネタにしてオープン。そのままの流れで買い物に付き合う。自分の状況も開示しているので、違和感なく店内へ。

 

「何か見たいものはないんですか?」

 

とこちらのことを気遣ってくれる。せっかくなので、バッグや財布などを見て、女性目線でのコメントをもらった。「センスが悪い」と本人は言うが、全くそんなことはなかった。自己評価が低い子なのかもしれないと感じた。

 

友達と一緒にいて晩御飯を食べるつもりだったが、友達に実は用があったそう。そのため、一人でお腹を空かせていると言う。「じゃあ行こうか」と伝えて、自然な流れで居酒屋へ。

 

多少のグダはあったが、完全に形式だと判断した。こちらの袖をつかみ、「やっぱり帰ろう。ね?」と、とても可愛らしく言ってくる。申し訳ないと思いつつも無視する。

 

会話を掘り下げていくと、付き合った人は一人だけ、しかも長い期間ではなく年上に遊ばれているような話だった。

 

容姿からは全く想像がつかなった。しかし会話のやり取りやボディタッチなどに対する反応から察すると、おそらく本当であることが伺えた。人は見た目によらない。

 

彼女はUに出てくるようになったのは、この4月になってからということだった。それまではずっと地元にいたそう。

 

「おそらくこういう子を天使と言うんだろうな」と思いつつ、微笑んでくれるかどうか、不安に感じながらも会話を続ける。

 

経験の少ない子ほど読みづらい部分がある。サインが明確に出てなかったり、全く逆の言動をする傾向にある気がする。ただ、今のところ会話は問題ないし、会ったときよりも食いつきは増しているはずだ。

 

 

二件目のバーへ。

 

手をつないで誘導をしようとするが、「恥ずかしいから人前ではやめて」と言われる。この時点でかなり良い状況だと感じた。より積極的にいくことも考えたが、どこがグダなるかわからないため、破綻するリスクを避けるために丁寧に進めることを決めた。

 

具体的なトークの内容は覚えていない。

 

自分なりの鉄板トークを持っているわけではない。相手に応じて話を聞くか、自分の話をするかも異なる。

今回の場合には、珍しく自分が話をすることが多かった。「異なる考えを知ることが好き」ということだったので、自分の考えを伝えることを意識していた。

全く終電のことには触れず、内心ではビビりながらもトークを続ける。

 

「いつ携帯をいじるのだろう?終電の時間を告げられた場合の切り替えしは?うまい粘りは思いつかない。このまま和み続けるしかない。もしダメならそこで終了だ。」

 

なぜか好きなコンビニの話になり、じゃあそこでスイーツを買おう。という話になる。

 

誘導した覚えはないが、会話の流れからきっかけを自然に探しにいく技術は、磨かれたと感じる。

 

そのままタクシーで移動。コンビニに寄り、そのまま自然に家へ。

「これはまずいんじゃないか。やばい気がする」という発言が出ながらも、着いてきてくれた。

 

「こういうことになるとは思っていなかった。準備が出来ていない。また今度にしよう」という言葉はあったが、流して、無事にゴールを決めることが出来た。

 

 

 

あまり性的な描写をすることは得意でもないし避けてきたが、素晴らしい体験だった。

身体の美しさ、肌のきれいさ、恥ずかしがる姿、不慣れでも丁寧に気遣ってくれる様子、すべてが最高だった。

 

終わった後には、夢のような時間だった、という趣旨の言葉が向こうから出てくる。

 

ただの性的な体験というよりも、美しい女性を口説き、認められ、評価されたことに、とても満足を覚えることが出来た。普段とは全く異なる感情を味わうことが出来た。

 

終わった後には敬語もなくなり、向こうから顔や頭を触ってくる。年上の男に対してかわいいと言い、ニコニコしながら体を寄せてくる。

 

「経験が少ないってどういうことだよ?と思いつつも、甘くゆったりした時間を過ごすことになった。

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見た目や雰囲気、トークの実力という要素はとても大きい。

 

それがなければ試合に臨むことも出来ないし、フェーズに応じて残酷に不合格を食らう。ただ、今回の件に関しては、最後の決め手はタイミングだったと思う。街に出続けたからこその幸運でしかない。 

 

 

とても喜ばしい経験ではあったが、課題や物足りなさも改めて実感する。

 

相手の経験が少ないからうまくいっただけ。

周りにいる男性との相対評価でたまたま上の方になっただけ。

たまたま自分のことを評価してくれただけ。

 

 

彼女と同程度の容姿を持った20代中盤以降の女性をあそこまで魅了出来るのか?

現時点の答えはNoだ。

 

彼女のような女性に知り合えて、最後までたどり着く確率はどの程度なのか?

数百人、千人以上に声をかけて一人というレベルだ。

 

長期的な関係を築きたいと思える女性と出会うことは本当に難しいのでは?

間違いなく難しい。

 

質という点で、自らの魅力では容姿も内面も優れた女性にはまだまだ太刀打ち出来ないと感じる。いや、彼女達の周りの男に太刀打ち出来ないと言った方が正確かもしれない。

 

量という点で、美しい女性の数は圧倒的に少なく、連れ出しやアポにつながる機会はもっと少ない。

 

 

数を稼ぐ、きれいな子を抱く。それはそれで良いことだ。

しかし、この活動の目的はパートナーとなる女性を得て、幸せな人生を送ることだ。

そう考えると、目の前に立ちはだかる壁の高さに怖気づきそうになる。

 

最後の瞬間がどこになるのかはわからないが、おそらくは理想通りにはいかないだろう。現実を突きつけられるだろう。妥協が生じるだろう。頑張る気力が衰える瞬間がやってくるだろう。

 

ついネガティブな話になった。それはそれ、これはこれ。

嬉しいことは嬉しいことだ。その喜びと達成感はしっかりと味わいたい。