美女なんて嫌いだ
美しい女性を求めてはいるが、彼女達が嫌いだ。
声をかけても反応が悪いから嫌いだ。
自信を持った立ち振る舞いをしていることが嫌いだ。
その場にいるだけでチヤホヤされるから嫌いだ。
彼女達にへりくだる男たちを見ていることが嫌いだ。
彼女達を前にして、自分がどう振舞えばよいかわからないから嫌いだ。
しかし彼女達に一切の非はない。
容姿が優れてるだけ。磨いてきてるだけ。
男が寄ってくるからよく知らない人間は弾くだけ。
周囲にレベルの高い男がおり、彼らと比較すると自分に魅力がないだけ。
金を使って彼女達を手に入れようとする男がいるから、金銭感覚が違うし、男を見る目が違っているだけ。
女も男と同様に、優れた相手を探し求めているだけ。
頭では理屈はわかってる。しかしどうしても嫉妬をしてしまう。時に嫌いになってしまう。
それでも美しい女性を求めている。そうでなければ満たされない。
やはりやるしかない。
自分の武器は何か?外見、お金、社会的地位、男らしさ。彼女達を獲得するために必要な武器は何一つとして持っていない。
外見だけで戦うなんて整形しても無理だ。
収入を増やすことも、社会的地位を上げることも即座には無理だ。
数年先を見据えてリスクを取って儲かりそうな業界に飛び込む、会社を経営することは現実的ではない。また、会社員として出世競争を勝ち残ったとしても、20年以上も先の話になってしまう。
ヤンキーやアウトローのような悪さ、男らしさは今からは獲得できない。
結局のところ、女性に対する圧倒的な経験しかないのでは?
アプローチする数を稼ぎ、少ない成功確率でも勝ちを拾っていく。
そして経験数を通して、少しずつでも成功確率を上げていく。
結果として、経験が積み上がり魅力のある男になっていけるのでは。
このアプローチが現実的かと問うと、非常に難しいと言わざるを得ない。成果の出づらい美女へのアプローチを繰り返すには、お金も時間も気力も必要だ。
チャレンジしたところで結果を出せる保証なんてどこにもない。苦しだあげく、自分の無力を知ることになるかもしれない。
それでも、挑戦せずに人生を終えることはしたくない。やれることはやるしかない。
「あの時ああしていれば」などと後悔をしたり、「あの時ああしていれば今が違ったはず」などと過去の自分を正当化したくない。
仮に納得のいく結果が出なかったとしても、取り組んだ後悔は残らないはず。
まるでチバさんのブログの焼き直しのようになってしまった。