Day 6 ノック6日目 時間をかけた口説きの正しさ
最終日、身体が重い。眠くてしかたがない。寝ては起きてを繰り返す。じっくりと寝ることが出来ない。
足だけでなく腕や肩も筋肉痛を感じる。なんだこれは。歩きすぎか。睡眠不足の弊害か。
夕食は有名な焼き鳥屋へ。
食事を早々に切り上げてすぐにソロで開始する。
買い物中のギャル。一緒にサングラスを探し、そのままの流れでKPへ移動。
終始テンションは低い。違和感はある。徐々に和んでいくと、出勤前の水の民であることが判明。
そうは見えなかった。これ以上盛り上げることも難しいと判断し撤退。
見極めが難しい。無駄連れに終わる。なぜ最近はこうも無駄連れが増えてしまったのか?もっと事前に見切る方法はないのか?答えはわからない。
ノックの元祖と言えばおそらくasapenだろう。彼のノック記事の中で印象に残っている言葉がある。うろ覚えだが引用だ。
「頭も体も疲れてくると、逆にナンパが研ぎ澄まされる。無駄な要素がなくなり、本質に集中することが出来る。その時に出来ること、やれることが正解のはず」
「ゾーン」、「ナンパーズハイ」という状態のことに近いのかもしれないが、そこからさらに追い込んだ状態だと思われる。本当に悔しいが、どうやら自分はその段階にはいないらしい。
折れていたASAPだが急に復活する。どうやら、インスタでナンパをされて、これから直ホする子と話をしたらしい。悔しくて腹が立つそう。
我々には出来ない戦い方だ。イケメンや金持ちは圧倒的な正義なんだ。悔しい現実だが、スペックを上げるしか選択肢はない。
エリアを変えて声かけ。味噌からの旅行者だった。何か違和感を感じながらも、丁度向こうが行きたいと思っていた居酒屋へ連れ出される。話を聞くとかなりのハイスペだった。端々から硬さも感じる。
こちらの情報を小出しに与えて、相手の話を引き出して、理解し、共感し、徐々に和みを深めていく。時間をかければ崩せそうな気がしたため、雰囲気の違うバーへ。会話に緩急をつけて、口説きへ少しずつ切り替えていく。
仕上がり具合に自信はなかった。しかしこれ以上粘ることに効果はないような気もした。疲れている。これ以上飲んで、勢いを使うことは出来ない。
相手のホテル前搬送。打診。ダメだ。粘って散歩。路上でDKまではノーグダ。向こうからしかけてくるレベルには仕上がっている。それでも最後の一押しが足りない。
どこだ。きっかけは何だ。何をすればいいんだ。
「言っていることはわかる。ささやきが悪魔の声に聞こえる」
「それでもこういうことはしないって決めた。会って1回目はやっぱり無理」
心が折れた。6日間通して、追い込んで、結果が出ないことは思っていた以上に辛かった。
【振り返り】
1件目の連れ出しは時間をかけすぎた。どこか違和感を感じるのであれば、そこをもっと早く探りにいくべき。風の民、水の民の可能性を持って接しておくべきだった。
時間帯ごとに戦うべき場所がわかっていない。遠征地であるからある程度は仕方がないが、友達と待ち合わせに向かう子にいくら声をかけても意味がない。用事が終わった子、ヒマをしている子に絞って声かけをすることが理想と感じる。
2件目は難しかった。未だに何が足りなかったかわからない。次に会う機会があれば問題はないだろう。
連れ出すべきではなかったのか。見切るべきだったのか。おそらくは早めに見切るべきだった。遠征であればなおさら。
【記録】
(6日目)
活動時間:7時-3時(8時間)
連れ出し:2
即:0