Barney's blog

アラサーのナンパや恋愛のブログ

Day 2 ストナンノック -大都会への適応-

2日目の朝からブログを書いていた。

 

朝起きて真っ先にすることがブログだった。他にやるべきことなど考えられなかった。

 

書き上げた後に東京へと移動。

 

ホテルへチェックインして準備を整える。昔の友人と会う外せない予定があった。大事な用事ではありながら早々に切り上げて、地下鉄で犬の街へ向かう。

 

この街は巨大だ。そして圧倒的な人の多さだ。過去にストナンをしたことは何度かある。結果を出せたことはなかった。

 

正直に言って、始まる前から不安はあった。普段とは違う戦い方を求められる気がしていた。競合が多く女性の反応は良くないだろう。

 

 

 

 

 

しかしそんなことは何の言い訳にならない。自らを追い込むため、コミットをするためにノックを宣言したはずだ。

 

 

 

 

 

さぁ、ゲームの始まりだ。

 

 

 

 

 

1声目も2声目もガンシカ。

 

この表現で果たして適切に伝わるのか自信はないが、「女性が迷惑に感じている」、「イラッとしているオーラが伝わってくる」種類のガンシカ。

 

三やUで感じることも当然あるが、初めから立て続けに嫌な反応をもらってしまった。

 

彼女達に一切非はない。私のやり方が不味かったのかもしれないし、そもそもナンパが多すぎる街のため仕方がない。

 

深刻に考えすぎる必要はない。頭ではわかっていつつも、悪い流れになることを懸念していた。

 

 

 

3声目、韓国人のようなファッションをしたロシア人

 

夏休みのため語学留学に来た学生。東京にいるのはあと3日。英語での会話もスムーズに出来ている。お互いの情報は歩きながら交換出来ている。

 

「外国人友達のパーティーに行くところだよね」と決めつけて会話をすると何も予定がないことが判明。

 

条件は整っている。せっかくだから少し飲みに行こうと提案するも「彼氏がいるからあなたとは行けない」との回答。

 

一切口説いてはいない。普通に和んでいたつもりだった。それでも前向きな姿勢が滲み出ていたのかもしれない。

 

相手からの食いつきがないのに、正面からいってしまったようだ。

 

もっと興味をひきつけて、世間話をして、時間制限を明確に使うべきだった。とてもシンプルな失敗だ。

 

 

 

6声目、ショートカットのオシャレカジュアルな子

 

広告を写真に撮ってる様子を見て声掛け。平行トークを続ける。3駅くらいの距離を平気であるくタイプのようだ。

 

会話は十分に成り立っている。通りすがったお店をネタにして自分は止まるも、向こうは進み続ける。会話は盛り上がっているが、止めるだけの食い付きは得られていない。これ以上歩くのもしんどいため放流。

 

 

 

14声目、荷物を持ってスマホを眺めるアラツーの子

 

「迷っている?大丈夫?」と声掛け。「渋谷駅はどこですか?」と質問をもらう。

 

夏休み中のインターンで北陸から来てる大学生。渋谷は初めてのこと。

 

最高にアツい案件かと思ったが、ホテルではなく友達の家に宿泊しており、これから待ち合わせ。無理だ。

 

 

 

16声目 ライブ帰りの女性

 

奈良県出身で一人でライブに来て、宿泊先のネットカフェを探しているそう。どうりで反応が取れる。

 

平行トークを続ける内にネットカフェに到着してしまった。食いつきは高くないが、せっかくだからを強調して20メートル先の居酒屋を打診。

 

微妙な反応。明確な否定ではない。表情からもあまり強い拒否は感じられない。

 

「暑いから一回シャワー浴びたいか。荷物も置いた方がいいね」と行く前提で勝手に会話を進めるが、ネットカフェに入ったら彼氏にすぐに電話をする約束があることが判明。

 

彼氏と話した直後に戻ってこさせることは難しそう。女の子は出来るだけ急いで彼氏に電話をかけなくてはいけない様子。放流。

 

時間は11時を回てしまっていた。ここまでの声掛けは20程度。

 

これからが本番の時間かもしれないが、疲れがひどい。湿気が高すぎる。街が大きく歩く距離が普段よりも多い。人の数に圧倒もされていた。

 

 

 

カフェに入って何がいけないのかを振り返る。

 

 

 

勢いがないのか?

テンションは昨日よりも高い。楽しめている

 

雑になっていないか?

女性の観察は常にしている。勢いに任せているわけではない。

 

疲れているのか?

それは多いにある。完ソロで声かけを続けている。ほとんど歩きっぱなしだ。パフォーマンスは低下しているかもしれない。

この休憩で少しでも体力を回復させる。

 

慣れない街にビビっているのか?

ありうる。人は多くても反応が悪ければ自信を失うことになる。「犬は厳しい」と勝手に思い込んでいる。

しかしそんなことはないはずだ。ナンパに応じてくれる可能性のある女性に声をかけて、適切に会話を組み立て、和むだけだ。基本的にやることはどこの街だって変わらない。自分から進んで自信を失うことになんのメリットもない。

 

関西とは違ったスタイルが必要なのか?

この点は考えてもわからなかった。新しいやり方がすぐに出来るわけではない。

 

 

 

時間は11時半を過ぎている。いよいよこれから深夜に向けて良い時間帯になることが予想された。カフェを出て駅周辺に向かう。

 

 

 

友達と別れた直後で楽しんでいる子、渋谷に来たけれど待ち合わせ相手と合流出来ていない子、終電を逃した子あたりが主なターゲットになると想定していた。

 

24声目、友達と別れたばかりのOL

 

かなりスマホに集中していた。楽しさを微塵も感じない雰囲気でLINEをしていた。

 

「グループラインのトークが早すぎて、乗り遅れないように必死に打っているんですか?」とよくわからない質問でオープン。

 

反応が取れる時は取れる。オープナーなんて本当に何だっていい。

 

並行トークで改札前まで向かう。会話はしっかりと続き改札の中にも入っていかない。近くの自動販売機に理由をつけて誘導。飲み物を買って話を和む時間を確保出来た。

 

ここまでは良い流れ。しかし明日に仕事があるのは間違いないようだ。明確な終電の時間と最寄り駅も聞いてしまった。

 

ここから崩すのは難しい。正面から朝まで飲もうという提案は失敗のリスクが大きくて出来ない。文字通りの1杯だけ、という打診は通る。近くの居酒屋へ。

 

終電のことはこちらからは一切口には出さない方法を選択。前のめりになったら負ける気がしていた。会話に集中をする。

 

「終電で帰る必要がある」という言葉は本当だろうが、どこまで強いかはわからなかった。崩せる可能性が多少なりともあると信じて、出来るだけ盛り上げる。

 

15分ほどが経過したところで終電10分前。退店。

 

厳しいことはわかりつつも無駄な抵抗を試みる。

 

相手のバッグをいじって、確認するために受け取る。「こうやってカバンを持っているとデートみたいだね」などとフザけた台詞を試みる。

 

反応は悪くないため手をつなぐことを試みる。しっかりと握り返してくる。

 

流れとしてはとてもスムーズだった。和めていたし相手からの好意も得られていた。距離も詰めることは出来ていた。

 

そこは間違いないのだが、結局改札前では立ち止まることなく、吸い込まれていった。

 

 

 

この時点で12時が経過。4時間ほどしか取り組んでいないが、本当に疲れが溜まってきていた。

 

ここで諦めるわけにはいかない。

 

ずっと悪い流れが続いていたが、直前の子とのやり取りで自分のやり方が崩れているわけではないことは確認出来ていた。多少の自信にはつながった。

 

 

 

3年ほど前に関西のクラブでコンビを組むことが多かった友人と出会う。彼と犬で出会うことは予想外だった。一緒にナンパが出来る状態ではなかったが、久しぶりに会えたことがとても嬉しかった。

 

 

 

気持ちを新たにして声掛けを再開する。

 

 

 

ツタヤ前でアジア系の外国人に声をかけてみる。とても若く見えて、20前後かと思いきやアラサーのタイ人。一人で旅行に来ており、ホテルは渋谷にあるそう。

 

限られた時間の中で外国人に時間を使うべきか悩んだ。戦い方は当然ながら異なってくる。想定出来ない反応が帰ってくることがある。

 

それはわかりつつも、反応が悪くないため居酒屋へと連れ出す。

 

英語での会話も相当スムーズに出来る。恋愛の話やセックスの話を突っ込んでも素直に帰ってくる。会話の盛り上がり自体は悪くない。

 

ボディタッチやハンドテストへの反応はいい。今の所抵抗は見られない。どんどん時間が経過していく。

 

「この子で良いのか、雰囲気は良いが果たしてゲット出来るのか」。迷いはありながらも、賭けてみることにした。

 

 

 

理由づけしてタクシーでホテルへ。

 

 

 

ここまでは順調だった。とても良い流れだった。

 

 

 

しかしDKまではいけたものの、そこから先はかなり強めのグダ。

 

 

 

DKの継続、好意の再伝達、価値観の共有、押し引き、考えられることはいくつか試してみたが崩れる気配はない。

 

 

 

決定的な理由がどこにあるのか最後までわからなかった。

 

 

 

「これでは早すぎる。私はまだ準備が出来ない」という趣旨の内容を終始言っていた。

 

 

 

ホテルを出て彼女をタクシーに乗せる。渋谷のホテルに宿泊をしているからすぐに帰れるはずだ。

 

 

 

単純にグダ崩しの技術で何とかなったのかもしれない。あるいは、どうにも出来なかったのかもしれない。

 

 

 

彼女の言葉にどの程度真実が含まれているのかを知る術はない。結局のところわからないままだ。

 

 

 

 

 

【振り返り】

犬の街でのナンパは本当にしんどかった。人の多さ、ナンパへの反応の悪さ、気温と湿度。

 

辛い環境ではあったが、途中で諦めることなく挑み続けることが出来たのはよかった。

 

手も足も出ないことをとても恐れてはいたが、そんなことはなかった。犬の街では後1日しか活動する機会がないが、出来るところは調整し、全力でやり切る。

 

ブログを書いている3日目の今現在、体力面も精神面も充実している。やりきれるはずだ。

 

 

 

【翌日以降に向けて】

  • オープンの向上

犬の街の課題の一つとしては、オープン率かもしれない。トークの勢いを上げることが解決策になると思う。

 

ガンシカの子であっても、関西弁で話を続ければ開く可能性があるのではないか。

 

一言や二言で諦めるのは早すぎるのかもしれない。そこは他の街と違う戦い方になるのかもしれない。犬2日目である今日は、この点を意識してみたい。

 

 

 

  • 体力の温存

いつもどおり歩き回るスタイルでやっていたが、本当にしんどかった。

 

犬の街で知り合いに出くわす可能性は低い。コンビで派手なナンパをすることはない。トラブルに巻き込まれる可能性は低いはずだ。

 

定点に立って、体力を温存しながら取り組んでもよいかもしれない。試してみよう。

 

 

 

  • グダ崩しの技術

タイ人の子をホテルまで連れ出した時に改めて感じたことが、グダ崩しの技術不足だ。

 

トークでも、押し引きでも、体への訴えかけでも、雰囲気ぶち壊しでも、翌朝の再戦でも、確立されている技術はいくらでもあるはずだ。自分がそれらすべてを十分に使いこなせているかと考えるとまだまだかもしれない。

 

こればっかりは現場での経験を重ねなければ無理だ。少しずつでもやるしかない。

 

 

 

  • 女心の理解

翌朝、彼女からLINEが来ていた。私の二日酔いの状況を心配してくれた。カフェでのランチの写真を送ってきた。

 

昨晩はタイに是非来てくれと強く誘っていた。親しい日本人の友達が出来た感覚なのだろうか。私に対して好意を持っており、時間をかけてより仲良くなりたいのだろうか。

 

日本人の女性であってもわからないことばかりだが、外国人はそれに拍車をかけてわからなくなる。

 

 

 

 

 

【総括】

(2日目)

  • 活動時間:20時半-3時(6時間半)
  • 声掛け数:31
  • 連絡先数:19
  • 連れ出し数:2
  • ゲット数:0
  • コスト:1.7万円(ホテル1.2万円、居酒屋4千円、タクシー千円)

 

(1日目-2日目合計)

  • 活動時間:11時間
  • 声掛け数:59
  • 連絡先数:6(10%)
  • 連れ出し数:3(5%)
  • ゲット数:1(1.7%)
  • コスト:3万円(ホテル:2.2万円、バー/居酒屋:6千円、タクシー2千円)