Barney's blog

アラサーのナンパや恋愛のブログ

Day 5 ストナンノック -執念の原動力-

ブログを書き終えた後はベッドの上から離れることが出来ない。

寝ているのか起きているのか、消えては現れ、現れては消える意識を感じつつ休息を取る。

時間が経つにつれ徐々に疲れは回復していく。夕方から夜にかけ、身体が自然と準備を整える。

ナンパノックのリズムに身体が適応を始めたのかもしれない。

体調は申し分ない。やる気も溢れている。

 

夕方になり、古都の風は少しだけ爽やかになっていた。行き交う人の波は昨日と大きく変わらない。

 

 

ストナンノック5日目、いよいよ後半戦。

 

 

さぁ、ゲームの始まりだ。

 

 

1声目、買い物中の学生

声が出る。自己開示が適切に出来る。ビビらなくなってきた。

自分の言動を客観的に見えるようになってきた。相手の表情や動きもより明確に観察が出来る。

平行トークを5分ほど続けて和むも脈はない。

 

2声目、同じく買い物中の学生

会話出来るが向こうの情報を引き出せない。一応笑いは取れているものの、人見知りの性格のようだ。

目に入ったカフェを理由に打診。抵抗なく通る。

地方から出てきている一人暮らしの子であった。会話を深めようと試みるも、なかなか難しい。

人見知りか、話下手か、男慣れしていないか、判断はつかない。

雰囲気を変えるために鴨川へ。和みを深めようとするが全く通らない。

違和感の正体を確認するために彼氏の有無の話から、性の話をした。やはりバージンだった。

断りづらいから着いてきてくれたようだ。解散

 

13声目、キャバクラ、出勤前の女性

ドレスを着こなしていた。これからおそらく出勤なのだろうな、と考えつつも声掛け。

ガンシカをくらうものかと思ったら、意外にも反応はいい。

女性の年齢が比較的若いことが理由か?声をかけないナンパ師が多いのか?理由はわからない。

川を渡り平行トークを続ける。祇園のキャバクラで働く女性だとわかった。

改めて見ても、高級感や威圧感のある雰囲気には見えない。むしろ親しみやすい印象だった。

媚びるわけではないが、相手の仕事に関心を持って会話を続ける。

あまり店の前までは近づきたくない。ある程度のところで連絡先を聞く。ブーメランにかけたい。

 

 

初日から応援のメッセージとアドバイスをくださっているゆうたろうさんと合流。

本人曰く「邪魔にしにきた」そうだ。

相変わらずのイケメンで嫉妬する。楽しくナンパの話をする。

私自身は相当気が狂った行為をしている感覚はあるが、話を聞く限り彼もまぁまぁ狂った夏を過ごしているようだった。

街の具体的なアドバイスをいただき解散。本当に励みになる。

 

18声目、スタイルの良い細身の女性

太い眉に大きな目、少し日焼けした肌、身長は170cm超。明らかにスト値が高い女性だった。

ノック中のため声掛けに抵抗は生まれない。持ち物をネタにしてオープン。

強そうな雰囲気とは裏腹にとても笑顔が可愛らしかった。見た目よりもだいぶ若くまだ学生であった。

友達と解散したところだが、まだ甘いものが食べ足りないらしい。

ちょうど自分も糖分を欲していたと伝えることで、スムーズにカフェへ。

まだまだあどけない雰囲気の残る女の子だった。容姿も魅力的ではあるが、一緒にいて楽しめる子であった。

鴨川へのデートを提案。素直に提案が通り移動する。

会話は盛り上がっている。友達の話、趣味の話、恋愛の話。ゲットに向けた伏線は用意が出来ていたつもりだった。

流れの中で祇園でバイトをしていることが判明する。容姿的には非常に納得だった。今はカジュアルな格好をしているが、ドレスを着たら本当にキレイになることはわかる。

スト値は高いものの、年齢的に恋愛経験は豊富ではない。主導権を握られることなく、食いつきを高めて会話を進めることが出来ていた。

周りの雰囲気を言い訳にして肩を引き寄せる。問題はない。

時間を置いて、顔を近づける。問題はない。

DKは向こうから積極的にしかけてくるくらいだった。

胸や太ももへもギラをしかけるが、そこは場所的に通らない。

この場ではこれ以上進めるべきではないと判断した。押し引きを意識して、相手が求めている状態へと誘導する。

まだ会って1時間も経っていない。酔っているのか、顔と雰囲気がラッキーにも刺さっているのか、火遊びを求めているのか、判断はつかない。

即系の香りはあまりしていなかった。どうするべきか判断に迷う。難しければじっくりと仕上げればよいと思っていた。

ホテルかバーを打診。いずれにもきっちりとして理由をつけておいた。

まだクロージングは早い。セックスを意識させすぎては負ける感覚がしていた。

 

 

友達からLINEが突然入ったという。合流をしなくてはいけないそうだ。

やり取りを頻繁にしていることは本当だ。ただし合流をすることになったかはわからない。

 

 

急に冷静になったのか?友達に見られていたのか?相談の連絡を入れていたのか?

 

空気がガラっと変わる。先程までの甘ったるい雰囲気が消えている。少なくとも私の中では。

 

このまま負けるのではないかという恐れが、じわじわと心の中で膨らむ。

 

 

ここまで進めている。何よりも美人だ。私が今までに関係を持った中ではトップクラスだ。

平静を装うしかない。相手に寄り添って安心感を与えるしかない。動じない。堂々と打診をすればいい。

バーには興味を示さなかったのでホテルへ。

重い足取りながらも進む。携帯を触り続けている。嫌な予感しかしない。

 

 

足が止まった。これはもう破綻だ。

 

 

動揺を見せてはいけない。まだチャンスが消えたわけではない。友達と会った後でも合流できるはずだ。

素直に相手の感情や気持ちを優先することを伝える。合流場所の近くまで歩く。解散。

 

 

悔しかった。何を間違えたのか全くわからない。慎重に冷静に試合を運べているつもりだった。

混乱する思考を整理しようとするが、一切追いつかない。感情の波も相まって頭のなかはぐちゃぐちゃだった。

今の時点で答えは出ない。後になっても本当の真実には絶対にたどり着けない。

似たようなケースを多数経験し、振り返り、少しでも正解に近づく努力を続けることしか出来ない。

 

27声目、日本人のファッションをしたロシア人

札幌に住んでおり京都に旅行に来ている女性であった。話をしている雰囲気は悪くない。しかし男女の会話ではない。お互い社交的に話をしているだけ。

一人で旅行に来ている外国人ということで、ダメ元で粘ることを決める。

本日三回目の鴨川へ。

やはり無理だ。とてもじゃないが食いつきを上げられない。「女性として見てる。口説きたい。」と直球を投げても響かない。相手にされない。

 

 

11時を回っていた。人が減ってきた。声掛けを続けるも良い感じの子には巡り会えない。

 

待ち合わせ中の子に堂々と声をかけて、隣に座って、和むことも試みる。

今の状態ではなんの抵抗もなく出来る。とても自然に会話が出来る。

友達が後から来る。解散。

 

12時を回ってしまった。街には男性しかいなくなる。あれだけたくさんいた女性や外国人はすっかり消えている。薄暗さもあいまって良い雰囲気とはとても言えない。

 

これ以上このエリアをピストンすることは避けたかった。クラブに行くことを選択した。

勝機を手繰り寄せる。過去にはクラブに通っていた時期もある。ノックの流れを継続すれば問題はないはずだ。

 

ホテルへ戻りシャワーを浴びて再度出撃。

ワールドへと入る。中も男性ばかりの状況は変わらない。8対2くらいか。ある程度落ち着いた雰囲気のクラブだった。

 

 

大丈夫。ここなら戦える

 

 

いや、勘違いだった。何人かの女の子と和むことは出来ても、ソロではまともに戦えない。経験不足だ。箱の流れを掴みきれない。立ち回り方もわからない。

 

5時前近くになった。見切りをつけてGTにかける。

 

 

怒りと悔しさが心の中から込み上げてきた。

 

 

 

なぜ俺はナンパをしているんだ?

なぜこんな辛い思いをして街を彷徨っているんだ?

 

 

 

答えは分かりきっていた。自らの人生に納得したいからだ。

昔付き合っていた彼女と別れたことを後悔したくない。

友人や兄弟がパートナーを見つけて、家庭を持って、幸せになっている様子に嫉妬したくない。

良い歳だからと妥協した恋愛や結婚はしたくない。

1人で孤独に生涯を過ごすのも嫌だ。

ひと時のまやかしかもしれないが、真実の愛を見つけたい。

自らの遺伝子を受け継いだ子孫を残したい。彼ら彼女らと共に時間を過ごす喜びを感じたい。

 

 

遠回りに見えても、今のこの時間は人生の重要な一部だ。

モテるため、魅力的に人間になるため、優れたオスになるため。

やりきるしかないんだ。後悔は残さない。

 

 

 

逆算でもソロでも構わず声をかけ続ける。

 

 

45声目、黒のワンピース、アラサー

遠目からでもふらついているのがわかった。

声をかけて数秒で、ここが勝負だとわかった。

路上でギラついても通る。すぐにホテルへ移動。ゲット

 

【振り返り】

昨日に引き続き、気力と根性で引き寄せた結果だった。

相手の女性を魅了しているわけではない。洗練された口説きをしているわけではない。

たまたま、こちらの誘いに応じる気分の女性を引き当てているだけだ。

果たしてこれが自分の求めるナンパなのかと問われるとそれは違う。ただ、通るべき道だと信じてやりきるしかない。

悔しさと怒りの中で、自分の心の奥底にある思いを改めて感じることなった。

 

 

ホテル打診が崩れてしまった女性。本当に悔しい。

ブログを書いている今になっても、破綻の明確な原因はわからない。正解にたどり着くことは出来ないが、仮説を持たなくてはいけない。

二度と同じ過ちは繰り返したくない。

時間をかけて関係を深めていき、徐々に性的な行為のレベルを上げていくことが、PUAメソッドでは正攻法とされている。

一方で弾丸即という言葉も存在するように、出会ってすぐに関係を持つことは決して珍しいことではない。

弾丸即の手法や、その背後にある女性の感情などに理解が不足していることが、今回の失敗を招いた要因かもしれない。

もっと時間をかけずに、即座に打診をしてもよかったのかもしれない。

焦らずに、和みを深めて、様子を見て、という選択が誤りだったのかもしれない。

まだ経験のない領域だが、目指す女性を獲得するためにはやはり通る必要があるプロセスなのかもしれない。

 

【翌日以降に向けて】

5日目にして早くも目標を達成してしまった。今までの自分では到底出来なかったことだ。ノックという取り組みのため、成果を上げることが出来た。

嬉しさや達成感よりも安堵感が勝る。あと2日間、肩の力を抜いて楽しみながらも全力で続ける。注意すべきことは体調だけだ。

 

(目標と達成状況)

●達成 ①4ゲット ②200声掛け(1日あたり約30) ③40時間活動(1日あたり約6時間)

●継続

・体調を崩さない。7日間やりきる

・トラブルは起こさない

・ブログを書ききる

 

【総括】

(5日目) 活動時間:6時-6時(12時間)

声掛け数:45

連絡先数:9

連れ出し数:4

ゲット数:1

コスト:1.9万円(ホテル1万円、バー・居酒屋1千円、カフェ1千円、クラブ7千円)

 

(1日目-5日目)

活動時間:40時間半

声掛け数:200

連絡先数:24(12.0%)

連れ出し数:14(7.0%)

ゲット数:4(2.0%)

コスト:8.0万円(ホテル5.5万円、バー・居酒屋1.1万円、カフェ3千円、タクシー4千円、クラブ7千円)